

院長コラム
今から行く オンライン診療
食べた方がいい物:爪、髪
院長です。
患者さんによく「食べた方がいい物ありますか?」と質問を受けます。
とくに爪や髪の毛のトラブルの患者さんに聞かれます。
私も幼小時から髪の毛が細く、ぺったんこで薄い体質でしたので、
「わかめやひじきをもっと食べなさい」と言われる家庭で過ごしました。
効果に疑問を持ちながらもひじきを食べていました。
「なにか特定のものを食べて効果が出る」というのは非常にわかりやすい説ですし、
【受け】はいいのですが、残念ながら2025年時点ではそんなにわかりやすい食材・説はありません
(『健康や寿命に良いとされる食材:野菜・果物、ナッツ類、全粒穀物など』、
『あまり食べ過ぎない方がいい食材:食塩、砂糖、赤身肉、精製穀物など』といった説はあります)。
冒頭にもどしますと、爪・髪にいい特定の食材、というのはありません。
わかめ、ひじきなど海藻類もほとんど関係ありません
(亜鉛を多く含有しているので亜鉛不足による脱毛症にはなりにくいでしょう。
食物線維が豊富ですし、低カロリーですから健康にもいいはずです)。
強いて言えば爪・髪の大半はタンパク質ですから、
良質なタンパク質が毎日足りているか、爪・髪まで充分量が届いているのかが大事と言えます。
タンパク質摂取量についてはいろいろな目安がありますが(食品成分表は私の愛読書の1つです)、
「1日で体重1kgあたり1.0~1.6gぐらい」が覚えやすいでしょう。
(基礎疾患、年齢、性差、運動負荷によってはこの通りではありません)
60kgのひとなら約60~90g
1日3食として3等分すると、1食あたり約20~30gです。
牛乳コップ1杯で6g、ツナ缶1つで13gぐらいですから、そこそこ気を使って食べないとクリアできません。
私の髪がどうなったかはサイトの写真のとおりです。
幼少期の私のがんばりは奏功せず、ペタンコのままです。
わかめご飯とか大好きですが、生まれ持った髪質が一つの食材で変わるなんてことはないわけです。
ただ46才になってもAGAがそれほど進行していないのも生まれ持った遺伝・体質ですので、この体質には感謝しています。
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