

院長コラム
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「帯状疱疹かと思って心配で来ました」
「帯状疱疹かと思って心配で来ました」
帯状疱疹の啓蒙広告が増えてきており、またワクチンの定期接種が始まりましたので、
みなさん帯状疱疹のことをよくご存知です。
上記のように帯状疱疹が心配で受診していただくことが増えました。
そういう患者さんを診察するうえで、注意していることがいくつかあります。
■帯状疱疹だった場合、発症初期なのか、治りかけの時期なのか。
帯状疱疹は神経痛や水疱がでる疾患ですが、軽い人でも合計2週間ぐらいは何らかの症状があります。
発症初期でしたら、もちろん治療を開始するのですが、
治療を開始してもそこから重症化する可能性もありますので、注意と観察が必要です。
治りかけの時期でしたら、そこから重症化することはまずありませんので帯状疱疹後神経痛の治療がメインとなっていきます。
■他の病気である可能性は?
帯状疱疹は水疱や赤い斑点がブツブツでる病気ですので、他の病気のこともあります。
・単純ヘルペス(同じヘルペスウイルスの仲間ですが種類が違います。
単純ヘルペスでしたら薬を飲む量・期間が少なくてすみます。)
・水痘(みずぼうそう。帯状疱疹と同じウイルスです。このウイルスの初回感染時はみずぼうそうの形態になります。
発疹があまり目立たないブレイクスルー水痘をできる限り見逃さないよう注意しています。)
・虫刺され(体幹でしたらイエダニなど、四肢ですとチャドクガ毛虫皮膚炎やトコジラミなど)
・丹毒・蜂窩織炎(皮膚の深い部分の細菌感染です。顔の帯状疱疹は腫れもひどくなるので、丹毒と見間違うときもあります)
・水疱性膿痂疹(水疱ができるタイプのトビヒです。皮膚の浅いところの細菌感染です。)
などです。
帯状疱疹かどうか迷う場合には、水疱を綿棒でこすってチェックする検査が可能です。
10分程度で結果が出ますので積極的に活用しています。
※水痘(みずぼうそう)は帯状疱疹と同じウイルスですので同じ陽性結果になります。
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