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その水ぶくれやカサブタ、要注意!気づきにくい「低温やけど」かもしれません

やけど、熱傷

こんにちは、院長です。

12月に入り、朝晩は特に冷え込むようになりました。

暖房器具を使うこの時期、注意が必要なのが低温やけど(低温熱傷)です。

 

こたつ、ストーブ、電気毛布、湯たんぽ、使い捨てカイロなどを使い始めている方も多いかと思いますが、

以下の条件が重なると低温やけどが発生しやすくなります。

 

低温やけどが起こりやすい条件

  • 距離が近い: 熱源に皮膚が直接触れている、または非常に近い状態
  • 長時間:長時間さらされる(職場でのストーブ、布団の中の湯たんぽ、など)
  • 皮膚の薄い部位: 足の甲やくるぶし、スネなど、皮膚が薄く血行が比較的悪い部位

例)忘年会で飲酒して帰宅したあと、ストーブの前で朝まで寝落ち

 

なぜ気づきにくいのか?

低温やけどの厄介な点は、初日から強い症状が出にくいことです。

痛みや赤みが数日かけてじわじわと現れるため、

患者さん自身が「やけどをした」と認識できないケースが少なくありません。

 

特に皮膚科でよくあるケースは、

「足に、急に赤みと水ぶくれができた」もしくは「黒いカサブタが急にできた」といって受診されるパターンです。

患者さんは虫刺されやケガ、他の皮膚炎をご心配されることが多いですが、

このような症状がある場合、私たちは低温やけどの可能性を選択肢に入れて診察します。

 

水ぶくれや治りにくい赤み、黒くて分厚いカサブタなどを体に見つけたら、早めに皮膚科にご相談ください。

熱傷だった場合、深い組織にダメージが及んでいる可能性もあります。

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