院長コラム
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メガネにまつわる皮膚トラブル
普段メガネをかけて過ごしている院長です。
患者さんのなかには、メガネで皮膚トラブルを起こし受診される方がいます。
私をふくめ、メガネ愛用者が遭遇しやすい皮膚トラブルをここで紹介してみます。
- 密着する部分のニキビ
・鼻パッド(鼻に当たる部分)
・テンプル(こめかみ~耳のまわりに当たる部分)
わかりやすい赤ニキビだけでなく、腫れる前のブツブツとした白ニキビを気にされて受診される方もいます。
- 密着する部分の皮膚炎(湿疹)
・汗による皮膚炎
・素材が合わなくて起こる皮膚炎
とくにテンプル部分の金属アレルギー(長く使用しているとコーティングがはがれることで金属が露出する場合があるそうです)が知られています。
ステロイドを塗れば一旦おさまりますが、もちろん原因除去が必須です。
- 上記部分の色素沈着
上記のように何度も炎症を繰り返すと、後遺症としてだんだんくすみ・黒ずみができてきます。
「しみ」としてご相談いただくこともあるのですが、このくすみは「炎症後色素沈着もしくは摩擦メラノーシス」ですので通常のシミ治療を行うと逆効果になることもあります。
お気に入りのメガネは長く愛用したいものですが、洗浄やメンテナンスも大事ですね。メガネのケアを疎かにしがちな私も気をつけたいと思います。
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