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保湿以外もたいせつ

こんにちは、院長です。

 

そのむかし、医局の先輩からこんな言葉を教えてもらったことがあります。

 

「ヒトは母親から生まれた瞬間から、外界のありとあらゆる攻撃(刺激)にさらされている。

それらから皮膚が守るようにできている。」

 

研修医1週間目ぐらいのときに教わりました。

 

皮膚に刺激となるものには、あらゆるものがあります。

・気温の変化(高温、低温)

・湿度の変化(高湿度、低湿度=乾燥)

・日光

・外力(摩擦、圧迫など)

・皮膚に付着する物質(過剰な汗や皮脂、衣服、食物、薬剤など)

パッと思いつくだけでこのぐらいあります。もっとあるでしょう。

 

したがって皮膚にトラブルが起こったとき、どの刺激・攻撃なのか考えて対策をうたないといけません。

 

最近は「保湿が大事」というのは一般にも広く知れ渡るようになりました。

(当院を受診される患者さんの半分以上は、男女問わず受診以前から何らかの保湿ケアをされています。すごいですね)

ということは保湿しているのにトラブルが起こっているケース」も多くあるということになります。

 

保湿で対策できるのは【乾燥】の刺激です。

ほかの刺激は保湿だけでは防ぐことはできません。

なんなら保湿剤の塗り方によっては【摩擦】の刺激が加わりますので、それがトラブルのもとだったりします。

保湿剤の成分に相性がわるいと、かぶれてしまい【炎症】を起こすこともあります。

 

お肌の手入れには「保湿大事」なのですが

皮膚にトラブルを起こしがちな方は

ほかの対策も検討してみるのもいいかもしれません。

 

当院では患者さんのお肌に悪さしているものを特定するヒントや刺激を減らすコツを診察室でお話しています。

刺激が何なのか分からないという方はアレルギー検査やパッチテストをすることもあります。一度ご相談ください。

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