院長コラム
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「さかむけ」を甘く見ないで!指先の激痛「ひょう疽(ひょうそ)」
こんにちは、院長です。
今回は、指先に起こる厄介なトラブル「ひょう疽(ひょうそ)」についてお話しします。
始まりは小さな「さかむけ」から
ひょう疽は、主に手指のささくれ(さかむけ)から細菌が入り込み、感染を起こした状態です。
爪の隙間に膿(うみ)がたまり、指の第一関節あたりまでパンパンに赤く腫れ上がります。

指1本のトラブルとは思えない「激痛」
ひどくなると「ずきずき」という拍動性の痛みが強まり、指を曲げることすらできなくなります。
「痛みで夜も眠れない」と受診される方も少なくありません。たかが指先1本と侮れないのが、この病気の恐ろしいところです。
なぜ「飲み薬」だけでは治りにくいのか?
ひょう疽は細菌感染なので、もちろん抗生物質の内服は必要です。
しかし、指先は血流が届きにくい末端組織であるためか、内服薬だけでサクッと完治させるのは難しいのが実情です。
早急に治すためには、物理的に「膿(うみ)を出してあげること」が最も重要です。
【処置について】
膿を出すために注射針を使用します。
「針」と聞くと怖く感じるかもしれませんが、膿が溜まってパンパンな時ほど、刺した瞬間の痛みはそれほど強くありません。
むしろ、膿を出した直後から圧迫感が消え、痛みと腫れが劇的に楽になります。
※まだ膿が溜まっていない初期段階では、無理な処置はせず経過を観察します。
ひょうそを予防する4つのコツ
ひょうそにならないためには、日頃からの指先ケアが大切です。
- さかむけを無理にめくらない(一番の近道です!)
- もしめくれてしまったら、その隙間を毎回石鹸できれいに洗浄する
- 保湿を徹底する:さかむけは乾燥から始まります
- ハンドクリームは「爪の隙間」までしっかり塗布しましょう
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