院長コラム
今から行く オンライン診療
LINEドクター
アトピー?湿疹?
皮膚がかゆいときに「アトピー」とか「湿疹」という言葉が使われます。
「アトピー」
「湿疹」
似たような意味と思っていませんか?実は異なる意味なのです。
「アトピー」は「アトピー性皮膚炎」のことで
皮膚の生理学的異常(皮膚の乾燥とバリア機能異常)がベースにあり、そこに様々な刺激やアレルギー反応が加わって「湿疹」を繰り返す状態です。
ざっくりいうと「お肌が敏感で、いろいろなダメージで痒くなりやすい=湿疹ができやすいこと」を「アトピー性皮膚炎」と呼びます。そういう体質・肌質のことを指していると思ってください。
それに対して「湿疹」ですが、皮膚に刺激が加わって炎症を起こしたときに痒くなってしまうことをいいます。かゆくなってしまう現象のことですね。
汗を流せなかったりしてかゆくなる湿疹(あせも)や、乾燥でかゆくなる湿疹は、誰にでも起こります。
例文)
私(院長)はもともと皮膚が弱めで「アトピー性皮膚炎」があり、
夏になると、ベルト部分のしめつける場所などに「汗疹(あせも)」ができます。
また冬には膝下が乾燥して「皮脂欠乏性湿疹」になり、
手洗いの多い仕事をしているので慢性的に「手湿疹」があります。
それぞれ刺激になる要因をうまく避けたりして対処しているので、1年を通して症状はそれほど悪くならず、たまに悪化してしまっても薬をうまく使ってずっと好調です。
ACCESS
アクセス
地下鉄堺筋線・谷町線 南森町駅
JR東西線 大阪天満宮駅 3番出口 徒歩2分
〒530-0041
大阪府大阪市北区天神橋2丁目北1-21
八千代ビル東館1階