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キャンプに潜む皮膚疾患:やけど
キャンプによく行きます。真冬の極寒キャンプが多いのですが、真冬に暖を取るためには焚き火は欠かせません。
暖を取れる、夏なら煙で虫避け、もちろん調理もできる、癒やし効果もある、いいことづくめの焚き火ですが、ついやってしまうのがヤケドです。
薪や炭が爆ぜたりすることもありますが、一番多いのは熱くなった焚き火台・バーベキューコンロ・網などの金属に手や腕が触れてしまう状況でしょうか。
安定している焚き火は500℃以上になっていますから、金属も非常に熱くなっています。一瞬で深いヤケドになりますから大変です。それに加え私の経験では熱すぎて一瞬わかりませんので反応が遅れます。これが小さなお子さんですとさらに反応が遅れてしまいますのでとても危険です。キャンプ・バーベキューは楽しい行事ですが、小さなお子さんには本当に注意してあげてください。
【手をヤケドしたときの対処】
1.水でしっかり洗う
2.しっかり冷やす(氷がなければ水で充分)※冷やしすぎも注意です
3.あとは、たっぷりのワセリンで保護する(ベトベトにするぐらいすると痛みが軽減します)
4.早めに病院を受診してください
ワセリンは保湿剤として使えますし、着火の助けにもなりますので何かと便利です。荷物に入れておいて損は無いと思います。
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