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マラセチア②宇宙生活ではフケ症になりやすい?
こんにちは、院長です。
今回は、2024年のコラムの中で人気のあったマラセチア(以前の記事はこちら)、
そのマラセチアが関連する、頭皮のフケ=脂漏性皮膚炎がテーマです。
今回の目次
- 南極に滞在するとフケ症状がでやすい
- 宇宙に滞在するのと、南極滞在は似ている環境
- 宇宙でもフケが出やすいとなれば、ガンダムのあの人ももしかして?
昔から皮膚科医の間では、南極観測隊の隊員の方には頭皮のフケ症が多いことがよく知られています。
毎日の入浴・洗髪が充分ではないことが原因と考えられています。
(昭和基地には入浴施設もあるそうですが、そもそも水が貴重なので節水の必要があるということと、野外調査などで基地を長期間離れることもあるそうです)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が南極観測隊を対象に行った試験をまとめた2013年の報告書によりますと、
「頭皮の Malassezia (マラセチア)量は南極滞在中に著しく増加することが明らかになった」
「一方、頬、前胸部、足底および耳裏部の菌量も南極滞在中に上昇したが頭皮ほどの変化率は示していない」
「頬、胸部、足裏や耳裏部は定期的にウエットテッシュ等で当該部分を清拭することができるが、頭皮は洗髪が困難であるからと考えられる」
とあります。
さらに、
「国際宇宙ステーション(ISS)には入浴設備がないことから、頭髪および身体はスポンジ等で清拭することになる。
宇宙飛行士が宇宙に滞在している間は、比較的脂漏肌(オイリー肌)になることが経験的に知られている」
「南極は変則的な日照や長期間の閉鎖環境等の宇宙と類似した環境である」
ともあります。
そうすると、
宇宙環境でも、人間は頭皮のフケ症=脂漏性皮膚炎が生じやすくなることが予想されます。
映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning- 』で話題の赤いあの人も
・ムサイ(戦艦)、モビルスーツなど、閉鎖環境での作戦行動が多かった
・蒸れやすそうな仮面(兜)を常に着用している
脂漏肌(オイリー肌)になる要素が揃っています。
あの人も実は脂漏性皮膚炎だったのではないか、と考えながら映画を観ていました。
ごく一部の人にしか刺さらないですが、これが今回一番書きたかったことです。
脂漏性皮膚炎の一般的な解説をしている当院のページはこちら
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