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皮膚科学会で話題のテーマ 1)コチニールアレルギーの増加
副院長です。
6月に開催された皮膚科学会総会で話題になっていたテーマをいくつかお届けしたいと思います。
1つ目は「コチニールアレルギーの増加」です。
コチニールとは?
コチニールカイガラムシの粉末から得られる天然由来の赤い色素のことです。
食品ではハム、マカロン、いちごビスケット、赤いグミなど「見た目が赤い食品」に使われることがあります。
そしてコチニールを加工したもの(「カルミン」と呼ばれる)が赤系のアイシャドウ、口紅、チークなどに使われていることがあります。
いま人気の韓国系コスメでの含有率が高いという話もありました。
ここで問題になるのは、
カルミン含有の赤系メイク用品にかぶれた方が
→コチニール含有の赤い食べ物を食べると
→じんま疹やアナフィラキシーショック、顔の皮膚炎などのアレルギー症状を起こすことがある
ということです。
赤系のシャドウやメイク用品を塗るとお肌がただれるな、という方はメイク用品や食品選びの際に「カルミン」「コチニール」という文字が入っていないか注意が必要です。
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