院長コラム
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筋トレ関連で生じる皮膚疾患
先日のコラム(皮膚と筋トレ)でもあったように、いま副院長がトレーニングにハマっています。
適切な筋トレは健康にもいいですし、精神にも良い作用があるように思います。
院長も5年続けています。
ただ筋トレ関連でときどき皮膚疾患を生じてしまうこともありますので注意が必要です。
※「筋トレ」自体が原因ではありません。とても大事なことなので強調します。
- ニキビ:おもに体幹、下肢
筋トレにより筋肉量が増え基礎代謝が増えますので、発汗量が増えています。
筋トレを始めると食事や生活習慣も変わる人が多く体質が変わっているようなものですので、それに応じて適度な着替えやシャワーケアができないと毛包に雑菌が増えやすくなってしまいます。(アクネ菌などの細菌だけでなく、マラセチアというカビが原因になることもあります。)
サウナが好きな人、ホットヨガなどを始めた人にも似たようなニキビができることがあります。
- あせも、あせかぶれ
発汗量が増えれば、もちろん汗の刺激で皮膚炎が起こります。あせも、あせかぶれなどと呼ばれるものです。薬を塗ればいったん改善しますが、注意しないと再発しやすい症状です。
- 癜風(でんぷう)
首や鎖骨部分、胸、背中に突然出現・多発する、茶色いシミのようなものです。痛くもかゆくもありませんが、突然できるので驚いて受診される患者さんが少なくありません。
発汗が増えたことにより、皮膚表面の雑菌(カビの一種)が増えすぎることにより発症します。抗菌剤で簡単に治療できます。
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