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糖質制限で生じるかもしれない皮膚疾患
色素性痒疹(ようしん)
はっきりした原因は不明ですが、極端な糖質制限を実施したあとに色素性痒疹を発症したという症例が近年報告されています。
糖質制限を実施したすべての人に起こるわけではありませんが関連性はありそう、との判断になります。
色素性痒疹は
体幹を中心に紅斑や丘疹(赤みやぶつぶつ)が出現し、強いかゆみを伴います。
普通の湿疹治療ではなかなか治らず、網目状の色素沈着を残すためアトカタも厄介です。
ダイエット目的の筋トレの場合、極端な食事管理をすることもあると思います。
しかしスポーツや仕事などでどうしても必要な場合を除き、極度な糖質制限はいいことばかりではないと思っています。
当院で遭遇したケースでの問診では、1日あたり糖質20~30g程度(期間は不明)でした。
個人的には減量目的の場合でも1日あたり糖質100g以上は摂取したほうがいいように思っています(2024年3月時点)。
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