よく聞かれることですが、診療時間外に何をしているのか？

これについて書いてみたいと思います。

まず1つ目は、院内製剤作りです。

作っているのは、主に多汗症の治療で使用している塩化アルミニウム製剤です。

最近はエクロックゲル、ラピフォートワイプ、アポハイドローションといった保険適応の薬剤が出てきましたが、適応となる部位が限られている、持病によっては使用できないことがある、など制限があります。塩化アルミニウム製剤がいまだに必要となる場面は多いのです。

当院では20％と50％の塩化アルミニウム製剤を用意しており、診療時間外に院長もしくは副院長が作成しています。

院内製剤作りは料理に似て楽しい作業です。

ただ暑くなると患者さんからの需要が増え、製剤ボトルがあっという間に無くなってしまいます。この時期はお昼休みに必死で作っていることもよくあります。