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ほくろ

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 いわゆる「ほくろ」の多くは色素性母斑という、良性の母斑細胞の集まりです。ただ極めて稀にメラノーマなどの皮膚がんの可能性もあります。

症状

 生まれつきあるものと成長途中で現われてくるものがあり、また、平坦な色素斑(しみ)や皮膚表面から隆起したものなど、いろいろあります。20歳ごろから退色してきたり、膨らんでくることがあります。

原因

 はっきりした原因はなく、生まれつきの体質といってもいいでしょう。

治療方法

 ほくろのある場所や、大きさを確認し、患者様ごとの要望(取りきりたい、傷跡を少なくしたい、など)に最適な治療法を選択します。

1.CO2(炭酸ガス)レーザー

 注射による麻酔をおこなったうえで、レーザー照射によるほくろを蒸散させます。5~10分程度です。治療直後はスリキズのようになっていますので、1~2週間ほど塗り薬による手当て(テープなど)が必要なります。キズは治ったあとは数ヶ月赤みのあるお肌になります。 

 洗顔は当日から可能です。キズの部分のメイクは1~2週間できません。

CO2(炭酸ガス)レーザーの詳細はこちら

治療費の目安

1mmごとに2,200~4,400円(税込) ※自費診療
(一度に治療できるサイズ、個数は状態によって異なります。診察時にご説明します。)

2.切除手術

 ほくろ部分をメスで切り取って縫合します。
顔や頭皮、四肢体幹の部位によって、キズアトが目立ちにくい切開線、縫合方法を選択します。

 注射による麻酔を行い、手術を行います。15~30分程度です。術後はキズの手当てが1週間必要になります。縫合している場合は1週間後に再診していただき抜糸します。
場所によってはその後もテーピングを実施していただきます。

治療費の目安

直径2cm未満7,000~9,000円程度(保険治療:3割負担の場合)

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