水虫・爪水虫
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LINEドクター
いわゆる「みずむし」です。足や爪以外にも、股や体幹、頭皮に生じることもあります。
症状
1.足にできた症状の場合
小水疱・汗疱型・・・足の裏に小さな水ぶくれを生じ、水ぶくれが破れると皮が剥けるもの
趾間型・・・趾間の皮が剥けたり、白くふやけたりするもの
角質増殖型・・・ヒビ、アカギレのように足の裏全体が硬くなるもの
2.股にできた症状の場合
股にできるのは股部白癬です。俗には、インキンタムシとも言われます。
股部周辺の皮膚に、かゆみを伴い環状に赤く盛り上がる特徴的な発疹が現れます。
原因
白癬菌という真菌(カビ)が皮膚上で繁殖することによって生じる感染症です。感染源として、自宅の浴室マットやスポーツジム、温泉での脱衣所であることが多いです。
白癬菌はケラチンという蛋白を栄養源に生きているカビであるため、ケラチンが多く存在する場所であればどこにでも感染します。
ケラチンが多く存在する場所とは皮膚の表面を覆う角層(垢となって落ちる場所)であるため、白癬は皮膚の表面に病変を作ります。
粘膜にはケラチンがあまりないため、口の中が白癬になることはありません。毛や爪も角層が変化したものであるため、白癬菌が感染することがあります。
治療方法
1.外用治療(ぬり薬)
皮膚症状だけであれば、ぬり薬を外用して1~2週間程度でかなりの改善がみられます。
見えないカビが相手であるため、見かけの症状が消えても1~2カ月ほど外用治療を続ける必要があります。
爪白癬については爪専用の塗り薬が近年処方できるようになっています。爪が生え変わるまで(半年以上)は外用治療を継続する必要があります。
薬が体質に合わず、塗ったところが赤くなったり、ジクジクしたりする場合はすぐに受診してください。
2.内服治療(飲み薬)
角質増殖型の足白癬や重症の爪白癬には内服治療が有効です。(外用剤は有効率が高くありません。)
飲み薬を3~6ヶ月ほど服用しますが、肝臓に負担がかかる可能性があるため、定期的な血液検査が必要となります。
また爪白癬で内服が難しい場合は爪専用のぬり薬が近年処方できるようになりました。
アクセス
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