院長コラム
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思春期ニキビの世代間ギャップ
副院長です。今回は思春期ニキビのお話です。
受診されたお子さんと保護者さんの間に、ニキビに対する感覚の違いを感じることがあります。
お子さんが悩まれている一方で保護者の方は
「小学生は思春期ニキビにならないはず」
「洗顔が足りないだけ」
「思春期ニキビは諦めるしかない」
などと誤解されていることがあります。
これには仕方がない部分もあり、私の思春期時代はニキビに対する根本的な薬がありませんでした。
大昔は「仕方ない」で済まされていた時代もあったのです。
SNSも無い時代に、ニキビを気にする小学生はあまり見かけませんでした。(※いまほど見かけないだけで、みなさんそれぞれで密かに悩んでいたこととと思います)
今は多種多様な薬が出現し、選択肢が豊富になりましたので、治療戦略をいろいとれるようになりました。
時代は確実に変わっています。
ちなみに思春期ニキビの診察時は、基本的にお子さんご本人のご希望に沿った治療をします。
つまり「お子さんがどの程度ニキビを気にされているか?」で治療の強さを決めていきます。
保護者さんだけのご希望で治療を始めると継続できない上に副作用のリスクだけが残り、誰も幸せになれないからです。
思春期ニキビは長く続きます。
マラソンのような治療になります。
息切れを起こさないように、ご希望や状況次第で臨機応変に対応しております。
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