粉瘤(アテローム)②-手術法

こんにちは、院長の石田です。

今日こそ粉瘤の手術法です!

①くりぬき法
②根治術

どちらも部分麻酔(歯医者さんの麻酔と同じです)でできますし、どちらが優れているということはありません。 再発のリスク、粉瘤のできた場所・サイズ、もちろんキズアトの希望など、いろいろな条件を検討して手術法を決定します。

そのためにもどうしたら一番うまく伝わるか考えること数週間・・・
前回の記事にも少し画像を使いましたが、実際の風船を用いた画像で説明しようと思います。 ※粉瘤は風船のような腫瘍です。


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粉瘤は風船のような腫瘍です

①くりぬき法は風船の口のところを3mm程度で切り取ることで、
まず風船の中身を外に絞りだし、さらに風船の袋自体も引き出してしまう手術のことです。

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黄色の風船を粉瘤、青いタオルをお肌の表面に見立ててお送りしています。

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真上から見た写真です。実際に切開する線をマークします。

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まず風船の口のところを3mm程度の円形に切り取ります。すでに麻酔が効いているので痛くないですよ。

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少し分かりにくいですが、風船の中身を搾り出し、

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風船本体も引きずり出せました!

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最終的には数mmのニキビ跡のようなキズアトになります。

うまく条件をそろえる必要はありますが、くりぬき法はこの小さなキズから粉瘤をすべて摘出することができるのが一番のメリットです。



②根治術は埋まっている粉瘤をごっそり摘出する方法です。
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実際に切開する線をマークします。後の縫合のために紡錘形にデザインします。

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風船をひとかたまりにして摘出します。

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丁寧に縫合します。

キズは粉瘤そのものより少し大きいものになりますが、条件を問わず完全に摘出できるのがメリットです。


   


お読みいただきありがとうございました。
画像満載でお送りした記事でしたが、粉瘤のイメージを少しでもつかめましたでしょうか?
もし粉瘤でお困りの場合には当院へぜひご相談ください。

                            院長 石田祐哉

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