こちらの治療は院長が担当しております。担当医表をご覧の上、ご来院ください。
種類
老人性色素斑
年齢とともに発生する、最もよくみられるしみです。紫外線が原因であり、とくに若いころから日焼けした人ほど発生することが多く、早い人では20歳代からしみが現れてきます。
薄茶色~こげ茶色で、境界がはっきりとしたしみです。
治療
- ■Qスイッチルビーレーザー
- ■Drセレクト漂白クリーム
肝斑(かんぱん)
頬骨、鼻の横、額などに左右対称にでき、色は薄くぼんやりしていますが広い範囲に発生するしみを肝斑と呼びます。
30~40歳代の女性に最もよくみられ、女性ホルモンや皮膚表面への摩擦の影響が考えられています。
強い刺激を与えるレーザー治療が逆効果になることでよく知られています。
治療
- ■トラネキサム酸の内服(保険適応)
- ■トラネキサム酸含有クリーム
雀卵斑(そばかす)
学童期から出てくる、鼻や目の周辺にできる細かい斑点で、遺伝による影響が大きいといわれています。紫外線の刺激で数が増えたり、色が濃くなったり、広範囲になったりするので、日焼け止めを利用して紫外線ブロックを怠らないようにしましょう。
レーザー治療で一時的に薄くすることはできますが、遺伝の影響で再発することが少なくありません。
治療
- ■Qスイッチルビーレーザー
扁平母斑(茶アザ)
茶アザは表皮(皮膚の浅いところ)に存在するメラニン色素が多いために、周りの皮膚より茶色く見えるアザです。扁平母斑にはレーザー治療が保険適応になっていますが、残念ながら効果のないケースも多くみられます。当院ではアザの一部にテスト照射を行い、その経過をみて治療を進めるか決定しています。
治療
- ■テスト照射
- ■Qスイッチルビーレーザー(保険適応)
治療スケジュールの目安
-
Qスイッチルビーレーザー(保険適応)
→4cm2程度のサイズで1回7,000円程度
(保険が3割負担の場合)
脂漏性角化症
老人性のいぼと言われますが、早ければ20歳代から生じます。
とくに顔、頭皮、体幹、手の甲に多くみられます。
薄茶色~こげ茶色で、ほとんどは表面が盛り上がっており、ザラザラしています。
治療
- ■炭酸ガスレーザー
治療スケジュールの目安
- 1mm毎に2,200円~4,400円(税込)
※一度に治療できるサイズ、個数は状態によって異なります。診察時にご説明いたします。
ルビーレーザー(Qスイッチルビーレーザー)
Qスイッチとは極めて短い時間に高いエネルギーを標的に照射する、しみやアザなどの治療専門に開発された装置です。
効果
- ■しみ・アザを薄くする
- ■タトゥー・刺青(黒)を薄くする
治療のポイント
所要時間 | 約10分程度 |
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受診の目安 |
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痛み | ゴムではじかれたような痛み。色素が濃いほど痛みは強くなります。 |
治療後 | 赤味がありヒリヒリします。 カサブタが生じますので、ぬり薬の処置が7~10日間必要です。 洗顔、入浴は可能ですが、カサブタ部分のお化粧はできません。 (カサブタが途中でめくれても処置を続けてください)。 照射後2~3ヶ月、赤みや色素が濃くなる時期があり、その後薄くなっていきます。 ![]() |
注意事項 | ■皮膚炎、妊娠している方、日焼けをしている方。 ■治療後はお肌が敏感になっていますので、紫外線や強い刺激に注意して下さい。 ■日常的に日焼けに注意して下さい。 |
治療スケジュールの目安
- 直径5mm以下5,500円(税込)
※1mm増える毎に1,100円(税込)